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光造形の原理について

query_builder 2022/06/02
コラム
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今回は光造形の原理について見ていきましょう。

光造形の原理
光造形は、光硬化性樹脂で満たされたタンクに紫外線のレーザーを当てることで造形する方法です。

レーザーが当たった部分だけ樹脂が固まるので、「レーザーを当てる→固まる」を繰り返して層を積み重ねていきます。

ちなみにこの原理を考えだしたのが、なんと日本人の小玉秀男さん。
1980年小玉さんが発明したものを、1987年にアメリカの3Dシステムズ社が製品化したのが始まりです。

光造形は3種類
光造形には「SLA方式」「DLP方式」「LCD」方式の3種類があります。

簡単に説明すると以下のようになります。

SLA方式…上から樹脂に紫外線を当てる。高精細な造形が可能
DLP方式…下から樹脂に紫外線を当てる。印刷速度が早い
LCD方式…液晶パネルを使って下から紫外線を当てる

LCD方式はシンプルな構造のため、格安3Dプリンターで多く使われています。しかし紫外線を液晶パネルに当てるために劣化が早く、200時間ほど造形したら液晶パネルを交換する必要があります。

光造形ではレジンも重要
プリンター自体の性能はもちろん、安全で長く利用するには材料である樹脂「レジン」の質も重要です。

例えば当社では無水エタノールやクリンソルブなど、人体への悪影響が少ない洗浄液が使える国内製造レジンを採用しています。

▼まとめ
光造形は紫外線を当てて樹脂を固める方法です。

名古屋にある株式会社アイエムエスでは、企業様や教育機関向けの3Dプリンタレンタルを行なっています。
レンタルの詳細について疑問や質問があるかたは、ぜひお気軽にご連絡ください。

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