3Dプリンターで出力した樹脂製(プラスチック製)の造形物は、研磨をすることでより良いものになります。
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レジンは研磨が欠かせない
レジンで造形物を作る際には研磨が欠かせません。
バリを取ったり表面を磨いたり、研磨することで造形物の魅力が更に引き出されます。
▼バフ研磨とは
バフ研磨とは、プラスチック加工によりできた細かいキズや曇って見える部分を磨くことです。
「バフ」とは布やスポンジなどでできた円盤状のホイール(研磨輪)のこと。
柔らかい布に研磨剤を塗り、その布を高速回転させます。
そこに磨きたいプラスチックを押し当てることで研磨します。
▼半透明の造形を透明にするには
3Dプリンタで出力したままの状態では、造形物の透明度はまだ低いでしょう。
透明度を高めるには表面を研磨する必要があります。
これは特殊な機器がなくても、サンドペーパーで可能です。
始めは目の粗いサンドペーパーを使い、段々と目の細かいサンドペーパーを使っていきます。
自宅で行なう際は耐水性のサンドペーパーと水を使って磨きましょう。
これは削った粉が飛散るのを防いだり、摩擦で手が熱くならないようにしたりする効果があります。
仕上げにコンパウンド(研磨剤が入った液状のもの)を柔らかい布に塗り、ツヤを出していきます。
コンパウンドも徐々に目が細かいものを使っていきます。
最後に水でコンパウンドを洗い流して研磨完了です。
▼まとめ
樹脂を適切に研磨することで、造形物がより良いものに仕上がります。
3Dプリンターのレンタルをお考えのかたは、ぜひ名古屋にある株式会社アイエムエスまで、お気軽にご連絡ください。