「樹脂加工」という言葉をご存知ですか?
今回は樹脂加工について見ていきます。
▼樹脂加工とは
樹脂加工とは、繊維や紙などに合成樹脂による加工を施すこと。
例えばカーテンに樹脂加工を施して耐水性にする、といったことが可能です。
また広義には3Dプリンターなどを使って樹脂製の造形物を作る、というのも樹脂加工と言えます。
ちなみに樹脂加工には、大きく分けて「成形加工」と「切削加工」という2種類の加工方法があります。
成形加工…金型に溶けた樹脂を流し込んで固める方法
切削加工…固まった樹脂を切ったり削ったりして加工する方法
▼合成樹脂の種類
樹脂加工に使われる合成樹脂には次の2種類があります。
■熱硬化性樹脂
加熱すると一旦は軟らかくなるものの、加熱し続けると硬くなる性質を持ちます。
一度固まると再加熱しても軟らかくなりません。
熱硬化性樹脂の例としては、接着剤、灰皿、配線部品などが挙げられます。
■熱可塑性樹脂
熱を加えると軟らかくなる性質を持ちます。
普段私たちが目にするプラスチック製品の多くは、熱可塑性樹脂でできています。
具体的には家電製品や食品用ラップ、歯ブラシ、断熱材など、非常に幅広く使われています。
▼まとめ
私たちの身の回りには、樹脂加工が施された製品がたくさんあります。
ちなみに株式会社アイエムエスで使われている3Dプリンターでは、耐久性と耐熱性を持った
レジン(樹脂)が使われています。
「3Dプリンターをレンタルしたい」「高品質の
レジンを購入したい」というかたは、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。