天然樹脂とプラスチックにはどんな違いがあるのでしょうか?
樹脂の種類を知ることで、すぐに違いが分かるようになりますよ。
▼樹脂には2種類ある
樹脂には「天然樹脂」と「プラスチック(合成樹脂)」の2種類があります。
■天然樹脂とは
天然樹脂とは、木の幹から分泌される樹液が固まったものを言います。
ゴムや漆、松ヤニなどが有名で、昔から接着剤や塗料として利用されてきました。
動物性の天然樹脂では、動物の骨から抽出したコラーゲンで作られる膠(にかわ)があります。
樹脂は水に溶けにくい性質を持ちます。
■プラスチック(合成樹脂)とは
プラスチックは人工的に合成されたもので、「合成樹脂」と呼ばれています。
プラスチックの主な原料は石油です。
金属よりも手軽に加工でき、かつ安価に製造できるため、日用品から車の部品、アクセサリーまで、さまざまな工業製品の材料として利用されています。
合成樹脂には次のようにさまざまな種類があります。
・ポリエチレン
・ポリプロピレン
・ポリ塩化ビニール
・ポリスチレン
・アクリル
・テフロン
ひとくちに合成樹脂と言っても、製造方法により異なる性質のものができます。
▼まとめ
樹脂には天然樹脂とプラスチック(合成樹脂)の2種類があります。
ちなみに3Dプリンターで使われる「
レジン」とは、英語で「樹脂」と意味です。
レジンも樹脂の仲間ということですね。
3Dプリンターのレンタルは株式会社アイエムエスまで、ぜひお気軽にご相談ください。