3Dプリンターやコーティングで使われる樹脂「レジン」とは?
3Dプリンターでも良く使われる「レジン」。
実はレジンは3Dプリンターやコーティング素材としてだけでなく、さまざまな用途で使われます。
この記事ではレジンについて詳しく見ていきます。
▼レジンとは
レジン(resin)とは、英語で「樹脂」という意味。
3Dプリンターやコーティング剤を始め、アクセサリー制作などでも使われる透明な素材のことを指します。
▼レジンには2種類ある
レジンには次の2種類があります。
■エポキシレジン
「エポキシレジン」は「主剤」と「硬化剤」を混ぜることで固まります。
エポキシレジンを使ったさまざまな商品が売られていますが、その品質はものによってバラつきがあります。
気泡が抜けにくかったり、固まっても表面がベタついていたり。
安価なエポキシレジンだと品質が悪い可能性が高いので注意が必要です。
エポキシレジンの良いところは、磨くと光沢が出ることです。
■UVレジン
「UVレジン」は、UVライトを当てると単体で固まります。
UVライトを当てると5分ほどで固まるので、使い勝手も良いです。
ちなみに太陽光にもUV(紫外線)が含まれているので、UVライトよりは固まるのが遅いものの、30分~1時間ほどでUVレジンが固まります。
UVレジンは、元々は接着や塗装の硬化促進のために使われていました。
最近では100円ショップでも手に入るほどお手頃になってきました。
UVレジンの注意点としては、UVライトを当てないと固まらないため、ぶ厚いオブジェなどでは内部までUVライトが届きにくいことが挙げられます。
UVレジンを使って手作りのアクセサリーを作る際などは特に気をつけましょう。
▼まとめ
レジンはフィギュア制作や製品開発など幅広い分野で利用されています。
「レジンを購入したい」「レジンを加工できる3Dプリンターをレンタルしたい」というかたは、ぜひ名古屋市中区にある株式会社アイエムエスまで、お気軽にご相談ください。