液体の
レジンを固める際にはUVライトが使われますが、UVとは紫外線のことですから、使い方を間違えると危ないのではないかと不安な方もおられるでしょう。
今回は、
レジンに使うUVライトの危険性について解説します。
▼紫外線とは
紫外線とは、10?400nm(ナノメートル)の波長の光のことです。
似たような言葉に「赤外線」がありますが、赤外線の波長は780nm以上の波長を表します。
つまり、紫外線は非常に短い波長の光ということですね。
■紫外線の危険性
紫外線はタンパク質にダメージを与える性質があるため、人間をはじめ多くの生物にとって有害とされています。
紫外線を利用した殺菌システムも開発されているほどなので、
レジン用のUVライトを気軽に一般人が使っても大丈夫かどうか不安な方も多いかもしれません。
しかし家庭用に販売されているUVライトであれば、本来の用途で使っている限り危険性はほとんどないです。
ハンドメイドの
レジンに使うUVライトは、紫外線が出ると言っても少量ですし、人体に影響の少ない「A波」という紫外線が採用されています。
光源を肉眼で直接見続けるというような使い方をしない限り、UVライトの危険性は特に気にしなくても大丈夫でしょう。
▼まとめ
どうしてもUVライトが不安な方は、
光造形の3Dプリンターを使えばご自身で紫外線を照射することなく
レジン作品を作ることができます。
ただ、UVライトで
レジンを固める方式はこれまでにも多くの方が利用してきていますので、そこまで心配する必要はありません。
株式会社アイエムエスでは国内産
レジンの販売と3Dプリンターのレンタルを行っていますので、素材を購入してご自身で作るか、3Dプリンターを使うか、お好きな方を選んで作品作りを行ってくださいね。