最近は3Dプリンターが色々な場面で利用されるようになってきましたが、「
光造形」がどういうものなのかわからないという方は今も多いのではないでしょうか。
光によって立体を作るというのは、何とも不思議なものですよね。
今回は
光造形の3Dプリンターの原理について解説します。
▼3Dプリンターは
光造形を主軸に始まった
3Dプリンターと聞くと、粘土のような素材を機械で組み上げていくような方式を想像する方も多いかもしれません。
確かに、材料を噴射して立体を作る「材料押出堆積法」の3Dプリンターも存在します。
しかし実は、最も古い3Dプリンターは
光造形の原理を利用して開発されました。
基本的な原理を最初に発明したのは日本人だと言われています。
■紫外線で固まる材料を使う
光造形の原理で最も重要なのが、「光硬化性樹脂」です。
光硬化性樹脂は紫外線を当てると固まる性質を持っているため、この原理を利用して立体を作ることができるというわけです。
なお、紫外線で固まる樹脂はUV
レジンとも呼ばれています。
紫外線で固まる素材と言っても、大きな物体が一瞬にしてできるわけではありません。
複雑な形の立体を作る際は一層ずつ紫外線を当てて固めながら、ある程度の時間をかけて立体を作り上げていくことになります。
▼まとめ
光造形の原理を言葉でご説明してきましたが、実物を見ないとよくわからないという方もおられるでしょう。
その場合はぜひ、3Dプリンターが動いている姿を見学してみてください。
株式会社アイエムエスでも、
光造形の3Dプリンターを数多く取り揃えています。
光造形の技術を使えば多種多様な立体を作ることが可能です。
ぜひ最大限に活かして、優れた造形物を作成していきましょう。