近年は3Dプリンターがよく使われるようになりましたが、まだ一般家庭にまで浸透しているわけではないので、精度などに不安がある方も多いことでしょう。
今回は
光造形3Dプリンターの精度について解説します。
▼3Dにも色々な種類がある
3Dプリンターがどのように立体を作り上げるのかについては、機種によって方式が異なります。
例えば「材料押出堆積法」は材料をノズルから噴射して立体を作り上げていくという比較的シンプルな方式です。
それに比べて「
光造形」は、紫外線などの光に反応して固まる素材を使って形を作ります。
■どの方式の精度が高いか
数ある3Dプリンターの造形方式の中でも、
光造形はトップクラスに精度が高いと言われています。
物理的にモノを積み上げる「材料押出堆積法」に比べ、レーザーを使ってあらゆる形を作ることができる
光造形の3Dプリンターは、繊細な立体造形を作る際によく利用される方法です。
■素材を混ぜれば自由度が上がる
光造形の3Dプリンターは、ひとつの素材にしか対応していないわけではなく、複数の素材を混ぜることによって自由に立体をつくることもできます。
立体の形や用途に応じた強度や柔軟性を持たせれば、耐久性も上がるでしょう。
高精度でありながらこうした工夫もできるのが、
光造形の3Dプリンターの大きなメリットと言えます。
▼まとめ
光造形の3Dプリンターの精度を確認したい方は、一度サンプルなどを見てみると良いでしょう。
株式会社アイエムエスでも、機械やサンプルの実物を見ることが可能です。
3Dプリンターを使えば、これまで以上に物づくりの自由度が上がります。
ぜひ自由な発想で、3Dの造形物を作っていってください。